![鯰八ノ字昇天図屏風](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=580x10000:format=jpg/path/s8a8906b87c9c2890/image/ie12ca79dbb890469/version/1405989805/%E9%AF%B0%E5%85%AB%E3%83%8E%E5%AD%97%E6%98%87%E5%A4%A9%E5%9B%B3%E5%B1%8F%E9%A2%A8.jpg)
高知県赤岡町の「えくらべ2014」に参加いたしました。
夜七時からの展示なのでロウソクの灯りを元に鑑賞する作品でした。
地元の方から、遠くからいらっしゃった方まで大勢の方に鑑賞していただけました。
特に小さな子どもに人気でした。
以下のお祭りに合わせて、4日間野外展示されました。
-須留田八幡宮神祭-
場所:香南市赤岡町本町商店街(7月14・15)
-絵金祭り-
場所:香南市赤岡町本町・横町商店街(7月19・20)
<鯰八ノ字昇天図屏風>
キャプション
ある日の事です。一匹のなまずが滝を登ると、 それはそれは大きな姿になりました。 なまずは人々の衣服をかっさらい、 身だしなみを整えると天へ昇っていきました。 それから一週間大地は揺れ異常気象が続きました。八日目、 揺れが収まり晴天になりました。 元の姿に萎んだなまずが竹林をくるくるまわり、 空から降りてきました。なまずは川の奥底へと消えていきました。 衣服は着飾ったままでした。
安政の大地震をもたらしたとして、 江戸庶民に広く親しまれた鯰絵。
同時代を西で生き、 庶民に愛された絵金の作品が持つ不思議な空間や
異時同図法を参考に現代の鯰絵を描きました。
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